2016年4月24日日曜日

[Trip Reports] NH1009 New York-Narita (11/2014)

[Trip Reports]
Flight : NH1009 New York-Narita (11/2014)
Aircraft : Boeing777-381ER JA733A

ニューヨークからの復路便。

チェックインのためスカイトレインでターミナル5へ。車内から撮影した画像を。

いつも利用しているシンガポール航空は、フランクフルトを経由してこちらへ飛来する。ANAを除くスターアライアンス加盟の航空会社はこのターミナル4発着。機材のA380はアッパーデッキが全席ビジネスクラスの機材で、シンガポール~成田~ロサンゼルス便との共通運用。

ブエノスアイレスからこちらへ飛来するアエロライン・アルゼンチン航空。スカイチーム加盟だが、ANAと同じターミナル5発着。日本へは未就航。

ターミナル5に到着。

チェックイン業務もブリティッシュ・エアウェイズの職員が担当。第三国で、しかもライバルのアライアンスに加盟する会社がハンドリングするという珍しい形態をとっている。

中国以外の海外拠点が貧弱なのはANAの大きな弱点である。

チェックインと厳しい手荷物検査を終えてラウンジへ。当然(?)ながらラウンジもブリティッシュ・エアウェイズのものを指定される。

ラウンジはANAの制服を着た職員が1名だけ配置されており、そこで受付を済ませると、コンビニに売ってあるタイプのおにぎりとインスタントの味噌汁を配布される。

ブリティッシュ・エアウェイズのラウンジはアルコール類が充実している。特にビールは種類が豊富で、海外ビール好きな日本人にはおススメ。

こちらは地元、ニューヨークのブルックリンビール。

大好きなシンガポールのタイガービールもちゃんと置いてあった。

メロンジュースとサンドイッチ。

その後、受付でもらったおにぎりと味噌汁、緑茶を頂く。

最後にミントティー。

もちろんWifiは無料。

復路も夜便なので、ラウンジを出る前にシャワーでリフレッシュ。あまりシャワーを使う人はいないようで、使う人もほとんどがANA便を利用する日本人ばかりのようだった。

こちらのラウンジのシャワーはアメリカの典型的な安宿のようで、あまり綺麗ではなかった。




搭乗時刻が近づいてきたのでゲートへ移動。画像のマドリード行きイベリア航空機の奥に、これから搭乗する機材が駐機する。

搭乗口。典型的なアメリカの空港らしいつくりになっている。

優先搭乗で機内へ。

再びANA BUSINESS STAGGEREDシートへ。

自席。

復路はBコンパートメントの最前列を指定したので、モニターの上はこのようなデッドスペースがある。

サイドテーブル。A席は右側に配置される。

搭乗時は既に日没。復路は成田着陸までの間ずっと夜間飛行となる。

自席からの視点。高いパーティションのおかげで、周りの乗客の様子はほとんど見えない。

往路と同様にウェルカムドリンクサービス。シャンパンまたはオレンジジュースからの選択で、ここではオレンジジュースを選択した。離陸時の安全性確保のため、プラスチックのグラスで提供される。


プッシュバックとエンジンスタートの後、離陸のためRWY04Lへ長めのタキシング。

画像はRWY04Lからの離陸直後に撮影したニューヨークの夜景。成田までは14時間30分の長い夜間飛行となる。

自席の様子。



搭乗したJA733AはANAWiFiサービスに対応した機材。ビジネスクラスでも有料になるが、上空でインターネットを楽しめる。

機内放送での案内と各座席にこのようなリーフフレットが入っている。ANA国際線ではBoeing787以外の機体のWifiにOnAirのものを採用する。(Boeing787はパナソニック・アビエーション)

しばらくするとおしぼりのサービスと、メニューの冊子が配布される。ANAの長距離路線ビジネスクラスでは、1食目のみがコース料理としてサービスされる。

機体は五大湖の北、カナダ上空を飛行中。


いよいよ夕食サービスへ。

大きく分けて和食と洋食の2種類から選択。洋食はさらに主菜として肉料理または魚料理から選択できる。また、共通メニューは最初のアミューズと最後のデザートのみで、それ以外は選択したコースごとに異なる。復路は洋食コースで、肉料理を選択。

ドリンクはジンジャーエール。

[アミューズ]
・鴨のロースト オレンジとともに
・小海老のカナッペ ディルマヨネーズ風味
・ミックスナッツとビーフジャーキー胡椒風味

[Amuse]
・Roasted duck with orange
・Boiled shrimp canape with dill mayonnaise
・mixed nuts and pepper-flavored beef jerky


[アペタイザー]
・スモークしたビーフとチキン ライム風味の帆立貝のグリル

[Appetizer]
・Smoked beef, chicken and grilled scallop with lime

ドリンクに赤ワインを追加。


[メインディッシュ]
・牛フィレ肉のステーキ マデラワインのソース
[ブレッド]
・3種のブレッド ノルマンディー産イズニーバターとオリーブオイルとともに

[Main plate]
・Fillet of beef steak with Madeira wine sauce
[Bread]
・Three types of bread served with lsigny butter from Normandy and olive oil



[デザート]
・フルーツパンナコッタ
・フルーツ

[Dessert]
・Fruit panna cotta
・Fruit



食後のコーヒー。

食後酒としてアイリッシュクリームも頂く。

食事サービスが終わったので、シートをフルフラットにし、マットレスと枕、寝袋をセットしてくつろぐ。

復路も、IFEのヘッドホン、枕、マットレス、寝袋、アメニティキットが往路同様に各座席に予め置いてあった。



消灯後、しばらく映画鑑賞。フルフラットポジションからの視点。

サイドテーブルにはブルーのLEDが組み込まれており、手元の小物がj見えるようになっている。




復路では、バーコーナーを見学。ワインやドリンク、スナック、アメニティグッズが所狭しと置いてある。




客室乗務員より薦められたハラール認証のあられを、烏龍茶とともに頂く。

その他、アメニティグッズは以下のようなものがある。

バーコーナーを見学している間に飛行機はアラスカ上空を過ぎて太平洋へ。あっという間に日付変更線である。


[軽めのお食事]
・野菜中心のメニュー:きのことコンキリエのグラタン トマトソース(きのことシェルマカロニにタイム風味のクリームソースを合わせて)

[Light Dish]
・Vegetable dish: mushroom and conchiglie gratin with roasted tomato sauce(With a thyme-flavored creamy sauce served on the side.)

ドリンクは、ANAオリジナルドリンク香るかぼすを選択。




[軽めのお食事]
・デンバーサンドウィッチ

[Light Dish]
・Denver sandwich


軽食の最後は、ANAオリジナルドリンクのグルックスティー(お目覚めブランド)。

そしてあっという間に機体は日本上空へ。

2回目の夕食サービスのため、照明が明るくなる。

おしぼりサービスの後、2回目の夕食サービス。こちらはコース料理ではないものの、和食と洋食から選択できる。復路は洋食を選択。

[メインディッシュ]
・オックステールシチュー

[ブレッド(ノルマンディー産イズニーバターとストロベリージャムとともに)]

[ヨーグルト]
・アサイボウル

[Main plate]
・Oxtail stew

[Bread(Served with lsigny butter from Normandy and strawberry jam)]

[Yoghurt]
・Acai bowl

ドリンクはシャンパンを選択。



ヘッドホンはノイズキャンセリングのものが用意される。


Bコンパートメント全景。

最後にもう一度フルフラットでの視点。


シート周りを観察しているうちと機体は東北の太平洋沖へ。


機体は成田空港RWY16Rへ向けファイナルアプローチを開始。

夜の成田空港へ到着。

21時前に成田へ到着するため、出発機もまばら。

第1ターミナル53番ゲートへ到着。

初めてのビジネスクラスでのニューヨーク線往復はあっという間に終わった。