2013年10月19日土曜日

Spotting at Narita (12/10/2013) Vol.3

2013年10月12日(土)撮影分の続きを紹介。

[Nippon Cargo Airlines Boeing747-400F JA03KZ]
低い上がりを見せるアンカレッジ行きのJA03KZ。


[All Nippon Airways Boeing777-300ER JA784A]
JA784AはマイナーチェンジしたANAの新塗装で就航する唯一のBoeing777-300ER。


[All Nippon Airways Boeing777-300ER JA731A]
久々に撮影したスターアライアンス塗装機


[All Nippon Airways Boeing787-8 JA823A]
羽田~フランクフルト路線を中心に活躍するJA823A。

羽田拠点の長距離国際線仕様のBoeing787は3機あり1機余剰となるため、最近は羽田~北京路線や画像の成田~北京路線などへも投入される。


[All Nippon Airways Boeing767-300ER JA619A]
中国路線やシンガポール路線の一部はBoeing787が浸透してきたが、アジア域内の中距離路線の主役はまだまだBoeing767。IOJ仕様のウィングレットつき機材が、成田~ジャカルタ路線、シンガポール路線、デリー路線などで活躍する。


[All Nippon Airways Boeing767-300ER JA610A]
あのトラブルで有名になったJA610A。この日は上海へ。


[Japan Airlines Boeing777-300ER JA735J]
SKY SUITE仕様への客室改修と鶴丸塗装化を終えたJA735J。この日はニューヨークへ。

客室改修と鶴丸塗装化が進むBoeing777-300ERだが、JALは後継機材として2018年からAirbusA350型機の導入を進めることを発表。日系大手エアラインのエアバス社製大型機の大量購入は関係者を驚かせた。


[Japan Airlines Boeing787-8 JA824J]
だいぶ数が増えてきたBoeing787。12月からは成田~シドニー路線、バンコク路線でも運航を開始予定で、Boeing777-200ERの置換えは急速に進んでいる。


[Japan Airlines Boeing737-800 JA317J]
久しぶりに撮影したアーク塗装のBoeing737国際線仕様機材。引き続きアジア域内の近距離、中距離国際線で活躍する。


最後に夜のLCCエリアの風景から。

Spotting at Narita (12/10/2013) Vol.2

2013年10月12日(土)撮影分の続きを紹介。

[Air France AirbusA380-800 F-HPJH]
こちらは旅客便のA380。エールフランスは会社創立80周年を記念した特別ロゴ入りのA380も運航中。


[Air India Boeing777-200LR VT-ALG]
エアインディアは機材戦略の変更のため、長らく画像のBoieng777-200LRの売却先を探していたが、このほどエティハド航空に保有する5機全てを売却することが決まった。2014年6月より運航開始予定のアブダビ~ロサンゼルス路線開設にあわせて内装改修の上、エティハド航空へ順次導入されることになっている。

機材のキャパシティとしてはA330とBoeing777-300ERの間を埋めるサイズであることから、今後はエティハド航空のアブダビ~成田路線の機材として再び来日することも十分に考えられるだろう。

一方で、エアインディアは2013年冬ダイヤから関西路線へBoeing787を投入。結局、Boeing787に関して国交省航空局との揉め事も解決したようで、日本路線へ投入されることになった。成田路線についても画像のBoeing777-200LRに代わり導入される可能性が高い。


[United Boeing777-200 N215UA]
ユナイテッド航空のグアム行きBoeing777-200在来型。もともとは米国国内線用に導入された機材だが利益の低い観光路線へ回された形で、導入当時の客室仕様のまま成田~グアム路線へ投入される。

ユナイテッド航空のBoeing777は、成田~グアム路線用とそれ以外の路線で客室の仕様が大きく異なるので要注意。米国本土路線とホノルル路線では最新の長距離国際線用客室仕様をもつBoeing777-200ERが投入される。


[Air Canada Boeing777-300ER C-FIVS]
エアカナダのトロント便。C-FIVSはバンクーバ五輪の特別塗装をまとっていた機体。


[Trans Asia Airways AirbusA320-200 B-22311]
2013年9月26日より台北~成田路線を開設した復興航空(Trans Asia Airways)。

もともとドル箱路線が多い台北~東京間だが、この路線も例外ではなく高いロードファクターを記録しているようで、関西路線同様にA330への機材大型化が検討されている。


[Eva Air AirbusA330-200 B-16309]
A330-200で運航される同路線だが、2013年冬ダイヤでは一部の日にBoeing777-300ERが投入される予定である。

久しぶりのBoeing777成田路線投入。スターアライアンス塗装の機材や登場したばかりのハローキティジェットの飛来も期待される。


[China Airlines Boeing747-400 B-18203]
B滑走路に着陸したため少し遠いが、チャイナエアラインは特別塗装機の擁抱機(ハグ・ジェット)が飛来。遠かったのでターミナルからも撮影を試みた。




[Asiana Airlines Boeing747-400 HL7418]
最近はBoeing747の飛来が定着したアシアナ航空


[Asiana Airlines AirbusA321-200 HL8279]
ソウル路線以外は画像のA321で運航。


[Jeju Air Boeing737-800 HL8262]
日韓関係の悪化にもめげることなく韓国のLCCは躍進中。


[Easter Jet Boeing737-800 HL8269]
こちらも韓国のLCC。成田路線に就航した最初の韓国のLCCである。


[Air Asia Japan AirbusA320-300 JA04AJ]
今月末を以って運航を終了するエアアジアジャパン。マレーシアの親会社への機材返却が続く。

今後は新ブランド、バニラエアとしてリゾート地への運航をメインとするLCCに生まれ変わるが果たして長続きするのだろうか...


[Jetstar Japan AirbusA320-200 JA18JJ]
エアアジアとは対照的に路線拡大を続けるジェットスタージャパン。

しかし、こちらも数回にわたる整備上の不手際で国交省の厳重注意処分、さらにエアアジアの3倍に当たる約90億円もの営業赤字が報じられるなど最近はトラブルが多い。

好調といわれるピーチアビエーションも約9億円の営業赤字を出しており、LCCが日本に定着するかどうか判断するにはまだまだ様子を見る必要がありそうだ。


Vol.3へ続く

2013年10月18日金曜日

Spotting at Narita (12/10/2013) Vol.1

9V-SWVが来日した2013年10月12日(土)に、成田空港で撮影した機体から。数が多いので、いつも通り複数部に分けて紹介。

[Air France Cargo Boeing777F F-GUOC]
エールフランスカーゴのBoeing777は全機旧塗装のままである。


[Air Hongkong Boeing747-400BCF B-HOU]
この日もCathay Pacificの旅客ジャンボだった機体が飛来。


[Thai Airways Boeing777-300ER HS-TKQ]
自社導入の新鋭機も少しずつ数を増やしつつある。


[Thai Airways Boeing747-400 HS-TGZ]
タイ航空の機材では古参の部類に入るようになったBoeing747。HS-TGZは客室改修を受け、各クラスともA380に準じたシートへのアップデートが行われている。バンコク~ロンドン、成田、関西路線やタイ国内線で活躍中。


[Thai Airways AirbusA380-800 HS-TUB]
夕方の1便はA380での運航。2013年冬ダイヤからはバンコク~ロンドン路線に就航する予定であったが、「技術的な問題」によって就航は当面見送りとなってしまった。

タイ航空の成田便は午前2便、午後1便の3便体制。しかも、うち2便はBoein747とA380での運航。

ここ1年はビジネス・観光ともにASEAN諸国への路線の需要が急増しているようで、ASEAN諸国のエアラインはどこも強気の戦略にでている。

タイ航空も2013年冬ダイヤでは午前の1便もA380での運航となるほか、関西路線にもA380を投入。日本路線全体の供給座席数が大幅に増加する。


[Asia Atlantic Boeing767-300ER HS-AAC]
国内の大手旅行会社HISがタイに設立したLCC、アジアアトランティック航空。中古だが、デザインにこだわったBoeing767で路線を展開する。

デルタ航空のように黒煙をはきながら快晴の中飛び立っていった。


[Garuda Indonesia Airlines Boeing777-300ER PK-GIC]
ここのところ、ガルーダインドネシア航空は、土曜成田発着のデンパサール便を除いて成田~ジャカルタ、成田~デンパサールどちらの便もBoeing777での運航となっている。


[Garuda Indonesia Airlines AirbusA330-300 PK-GPE]
この日は土曜日だったのでデンパサール便は従来のA330での運航。最近のガルーダインドネシア航空は特別塗装機の運航にも積極的で、PK-GPAがFCバルセロナの特別塗装、画像のPK-GPEはMissWorldの特別塗装を展開する。


[Swiss International Airlines Airbus A340-300 HB-JMM]
HB-JMMは、もともとエアカナダで活躍していた機体。


[Alitalia Boeing777-200ER EI-DDH]
スカイチーム塗装機が飛来。ミラノから飛来し、ローマへ折り返す。




[Alitalia Boeing777-200ER EI-ISO]
通常塗装の機体も飛来。こちらはローマから飛来し、ミラノへ折り返す。


[Korean Air Airbus A330-300 HL7554]
チャーター便として、早朝に飛来。最近のコリアンエアの成田~ソウル便はほとんどがA330での運航となっている。


[Korean Air Boeing737-900ER HL8221]
成田~釜山便、成田~済州便は新鋭の中距離路線用機材、Boeing737-900ERが活躍。


[Korean Air Boeing747-400 HL7404]
この日は連休初日ということもあって需要が大きかったのだろうか。A330に混じってBoeing747も投入された。


[Singapore Airlines Boeing777-300ER 9V-SWV]
以前の記事でご紹介したとおり、新造の機材が期間限定飛来。L2ドアのすぐ上に見えるWifi用のアンテナが新造の機材を見分ける目印。2013年冬ダイヤでは、主にシンガポール~ロンドン路線で活躍することになる。




[Scoot Boeing777-200ER 9V-OTD]
この日は風向きが不安定で、長距離便が追い風によって低めの上がりを見せる中、台北までのこの機材も低めの上がりを見せてくれた。


[Malaysia Airlines Boeing777-200ER 9M-MRF]
A380とA330の導入が進む中、いよいよ退役が始まったマレーシア航空のBoeing777。成田便の後継機材が注目される。


[Srilankan Airlines Airbus A330-200 4R-ALJ]
数を増やしつつあるスリランカ航空のA330。ブリティッシュエアウェイズと合併したbmiやトーマスクック航空から中古のA330を買い取って使用している模様。


[Lufthansa AirbusA340-600 D-AIHO]
ルフトハンザ航空のA340はミュンヘン路線に就航。

2013年9月、ルフトハンザ航空は本機種の後継機材としてAirbus A350-1000とBoeing777-9の導入を決定した。4発機材にこだわってきたルフトハンザ航空だが、ここにきて双発機を導入する流れへ変わってきている。


[British Airways Boeing777-300ER G-STBC]
Boeing747から引き継いで2年半。ブリティッシュエアウェイズのBoeing777-300ERもすっかり成田の風景に溶け込みつつある。


[KLM Boeing777-300ER PH-BVB]
嬉しいことに、週末の成田発午後便はBoeing777-300ERでの運航が定着しつつある。この日はAsiaタイトルの機材が飛来。

KLMではBoeing747-400Combi型を退役させることを発表したので、貨物需要の大きい成田便は今後この機材での運航がますます増えるだろう。




[Mongolian Airlines EI-CXV Boeing737-800]
モンゴル航空のBoeing737。最近は、成田路線でも需要があるときはBoeing767-300ERが投入されることがある。


Vol.2へ続く

2013年10月15日火曜日

シンガポール航空の新造機材が来日

シンガポール航空では以下の期間、シンガポール~成田路線(SQ637/SQ638)に新客室仕様のBoeing777-300ER型が投入されています。(日付は成田発着)
2013年10月11日(金)~14日(祝)、19日(土)、20日(日)、26日(土)、27日(日)

上記の日程の通り、既に4回来日しておりまして、10月12日(土)と10月14日(祝)にその様子を撮影してきましたのでご紹介しましょう。

新客室仕様のBoeing777-300ERは9V-SWUと9V-SWVの2機が投入されています。10月12日(土)には9V-SWV、10月14日(祝)には9V-SWUが飛来しました。

[9V-SWV]

まずは最初に飛来した9V-SWVから。この機材はBoeingから納入されたばかりの機材で、10月10日(木)発の成田行きSQ638が最初のフライトだったようです。

10月12日(土)、SQ638便の到着。

塗装は従来の機材と同一ですが、Wifiのアンテナが目立ちます。CBBのWifiサービスをやっていた、かつての9V-SWAを思い出しますね。この日は定刻より20分早着、使用滑走路はRWY16Rでした。


続いて同日の折り返し便、SQ637の出発。この日は天気も良好で、良い写真を撮ることができました。


[9V-SWU]

続いて9V-SWUの姿を。こちらは9V-SWVに先行して2013年9月下旬に納入され、シンガポール~ロンドン路線に投入されておりました。路線就航後、最初はSQ318でロンドンへ飛び、SQ319で折り返すスケジュールでしたが、10月の2週目からは、SQ306とSQ319の組み合わせに変更されています。

ロンドン路線に投入されているため成田路線への投入はないかと思っていましたが、10月13日(日)にシンガポールで9V-SWVと運用を交代したようで、9V-SWUも来日してくれました。

10月14日(祝)、SQ638便の到着。

この日も20分の早着、使用滑走路はRWY34Lでした。運航開始してまだ間もないため、機体はピカピカです。


続いて、同日の折り返し便、SQ637。



なお、これらの機材の客室仕様については、以前ご紹介したとおり(http://ja731a.blog92.fc2.com/blog-entry-401.html)です。座席のデザインはこれまでとあまり変わりませんが、細かい機能やIFEまわりは大幅に改良されているようです。

上記の機材については、遅くとも来年の夏休みまでには搭乗する予定です。搭乗次第新客室について、しっかりリポートしますので、どうぞお楽しみに。