2013年12月20日金曜日

2014年夏スケジュール情報 Vol.1

しばらく投稿が滞っており申し訳ございません。

既にさまざまな形で報道されていますが、2014年3月25日からの夏スケジュール移行に際し、羽田空港国際線の昼間発着枠が大幅に追加される関係で、欧州路線を中心に羽田・成田路線ともに大幅なスケジュール変更が予定されています。

興味深いスケジュール路線変更も多数ありますので、本日より少しずつ追っていきたいと思います。

1. All Nippon Airways

今回のスケジュール変更で最も変わるのはANAの国際線で、欧州路線を中心に大幅なスケジュール変更が行われます。便名も変わるので非常に分かりにくくややこしい内容になっています。

【羽田空港発着】

・羽田~ロンドン路線 (2014年3月30日運航開始)
NH277 羽田(11:30)→ロンドン(16:00) 毎日運航 機材:Boeing777-300ER
NH278 ロンドン(19:35)→羽田(15:15+1) 毎日運航 機材:Boeing777-300ER
 

・羽田~パリ路線 (2014年3月30日運航開始)
NH215 羽田(10:25)→パリ(15:45) 毎日運航 機材:Boeing777-300ER
NH216 パリ(21:10)→羽田(16:00+1) 毎日運航 機材:Boeing777-300ER

・羽田~フランクフルト路線 (2014年3月30日より増便と発着時間変更)
NH203 羽田(01:00)→フランクフルト(06:10) 毎日運航 機材:Boeing787-8
NH223 羽田(11:25)→フランクフルト(16:35) 毎日運航 機材:Boeing777-300ER
NH204 フランクフルト(12:00)→羽田(06:25+1) 毎日運航 機材:Boeing787-8
NH224 フランクフルト(20:45)→羽田(14:55+1) 毎日運航 機材:Boeing777-300ER

・羽田~ミュンヘン路線 (2014年3月30日運航開始)
NH275 羽田(12:35)→ミュンヘン(17:20) 毎日運航 機材:Boeing787-8
NH276 ミュンヘン(21:25)→羽田(15:50+1) 毎日運航 機材:Boeing787-8

・羽田~バンクーバー路線 (2014年3月30日運航開始)
NH116 羽田(21:55)→バンクーバー(14:55) 毎日運航 機材:Boeing767-300ER
NH115 バンクーバー(16:55)→羽田(19:05+1) 毎日運航 機材:Boeing767-300ER

・羽田~ジャカルタ路線 (2014年3月30日運航開始)
NH855 羽田(10:05)→ジャカルタ(15:40) 毎日運航 機材:Boeing787-8
NH856 ジャカルタ(21:25)→羽田(07:10+1) 毎日運航 機材:Boeing787-8

・羽田~シンガポール路線 (2014年3月30日より増便)
NH841 羽田(11:05)→シンガポール(17:20) 毎日運航 機材:Boeing787-8
NH842 シンガポール(11:50)→羽田(20:00+1) 毎日運航 機材:Boeing787-8

・羽田~バンコク路線 (2014年3月30日より増便)
NH847 羽田(10:50)→バンコク(15:25) 毎日運航 機材:Boeing767-300ER
NH848 バンコク(10:25)→羽田(18:45) 毎日運航 機材:Boeing777-200ER

・羽田~ハノイ路線 (2014年3月30日より増便)
NH857 羽田(08:55)→ハノイ(12:05) 毎日運航 機材:Boeing767-300ER
NH848 ハノイ(14:00)→羽田(21:05) 毎日運航 機材:Boeing767-300ER

・羽田~マニラ路線 (2014年3月30日より増便)
NH869 羽田(09:55)→マニラ(13:30) 毎日運航 機材:Boeing767-300ER
NH870 マニラ(14:40)→羽田(19:55) 毎日運航 機材:Boeing767-300ER

・羽田~ソウル(金浦) (2014年3月30日より便名変更と発着時間変更)
NH1167 羽田(20:05)→ソウル(22:25) 毎日運航 機材:Boeing777-300ER
NH1160 ソウル(07:40)→羽田(09:50) 毎日運航 機材:Boeing777-300ER

【成田空港発着】

・成田~ロンドン路線 (自社運航便は2014年3月29日で運航終了)
NH201/NH202

・成田~パリ路線 (2014年3月30日より発着時間変更)
NH205 成田(13:55)→パリ(19:25) 毎日運航 機材:Boeing777-300ER
NH206 パリ(17:30)→成田(12:10+1) 毎日運航 機材:Boeing777-300ER

・成田~フランクフルト路線 (2014年3月29日で運航終了)
NH209/NH210

・成田~ミュンヘン路線 (2014年3月29日で運航終了)
NH207/NH208

・成田~デュッセンドルフ路線 (2014年3月30日運航開始)
NH941 成田(11:00)→デュッセンドルフ(16:00) 毎日運航 機材:Boeing787-8
NH942 デュッセンドルフ(18:35)→成田(13:00+1) 毎日運航 機材:Boeing787-8

・成田~ジャカルタ路線 (2014年3月30日より便名変更と発着時間変更)
NH835 成田(17:40)→ジャカルタ(23:30) 毎日運航 機材:Boeing767-300ER
NH836 ジャカルタ(06:25)→成田(15:55+1) 毎日運航 機材:Boeing767-300ER

・成田~シンガポール路線 (2014年3月29日で以下の便を運航終了)
NH111/NH902

・成田~バンコク路線 (2014年3月29日で以下の便を運航終了)
NH953/NH916

北京路線についてはまだ調整中とのことですが、他はこれでほぼ確定のようです。

結局、もともと客単価が最も大きい欧州路線のほとんど全てを羽田へもってくることで、利便性を付加価値にさらに運賃を値上げして利益を上げようという戦略のようです。運賃が上がるにもかかわらず機材は客席数を増加させたBoeing787の活用することでBoeing777と比較しても運航コストはかなり下がりますので、そこまで経営努力をしなくてもかなりの利益を上げられるはずです。CA全員を正社員にするための人件費はこの会社の経営にかなり大きく影響しているようですね。

ご存知の通り羽田国際線昼間時間帯の発着枠を、JALが一便も取ることができなかったことから、報道ではまるでANAの一人勝ちのように報道されています。しかし今回のスケジュール発表はおおかた管理人の予想通りでした。単純に客単価だけで考えたかなり偏りのあるスケジュールなので、これがどこまで利用客の支持を得られるかは未知数ではないでしょうか。

この展開に対してJALがどのように出るのかが見ものですね。今後もしっかりと追っていきます。

次回はANAに追従してダイヤ変更を相次いで発表している欧州系キャリアのスケジュール変更についてご紹介しましょう。

2013年11月27日水曜日

日本で見れない旅客機(21)


【Reg】G-XLEC
【Aircraft】AirbusA380-841
【Engine】Trent970
【Cabin】469(F14/C97/PY55/Y303)
【Operator】ブリティッシュ・エアウェイズ(BA/BAW)
【Place】Heathrow Airport(LHR/EGLL)
【Date】2013年10月

本年導入されたばかりのブリティッシュ・エアウェイズのエアバスA380。

他のヨーロッパのエアラインとは異なり、これまでブリティッシュ・エアウェイズは大型機についてはボーイング機のみを購入してきたが、この機材の導入でついにその原則が崩れることとなった。

ブリテイッシュ・エアウェイズらしくこの次期フラッグシップは内外ともに地味で落ち着いていて、導入時も他機種と同様にあまり派手なイベントは行われなかった。

初号機(G-XLEA)の導入当初はロンドン~フランクフルト路線で慣熟飛行を行ったが、2013年9月より長距離路線にて本格運航を開始。Boeing747からロンドン~香港路線、ロンドン~ヨハネスブルク路線、ロンドン~ロサンゼルス路線を引き継ぎ、活躍する。

機内は4クラス469席仕様。当然ながらジャンボより座席定員は増えている。ブリテイッシュ・エアウェイズ仕様では、シンガポール航空と同様にアッパーデッキへもエコノミークラスを配置する。なおシートそのものは、全クラスともBoeing777-300ERや改修済みのBoeing777-200ERと同様のものを装備する。

現在のところ、同機の日本路線への就航予定はない。日本~英国間の需要は長期的に落ち込んでいるので、オリンピックなどの特別イベントを除けば、今後も日本へ飛来する可能性は高くないだろう。

2013年11月25日月曜日

世界最長の直行便、運航終了へ

新しいサービスが始まる一方で、残念ながらひっそりと消えていく路線や機材もあります。

先週末の11月23日(土)、民間航空路線の直行便としては世界最長となっていたシンガポール航空のシンガポール~ニューヨーク(ニューアーク)路線(SQ22/SQ21)の運航が終了されました。

シンガポール~ニューヨーク間は距離にして約15000km、飛行時間は18時間30分にも及びます。機材はETOPSの制約を受けず、かつ15000kmを有償飛行できる唯一の機材であるエアバスA340-500型が専用機として運航されてきました。

Singapore Airlines AirbusA340-500 9V-SGB
Los Angeles Airport (24/03/2013)

このエアバスA340-500型機はLeader shipの愛称で2003年末から2004年にかけてシンガポール航空へ5機納入されました。当初はプレミアムエコノミークラスとビジネスクラスの2クラス仕様でしたが、ターゲットをビジネス需要に絞ったのか数年前に全席ビジネスクラスのモノクラス仕様へ変更されました。

路線については導入当初からシンガポール~ロサンゼルス路線、シンガポール~ニューヨーク(ニューアーク)路線に投入されています。他には間合いでシンガポール~バンコク路線やジャカルタ路線に投入されていた時期もありました。しかし、定期便で来日することは無く(ダイバートで深夜の関空や中部へ立ち寄ったことはある)、結局日中にその姿を日本国内で見る機会はありませんでした。

残念ながらニューヨーク路線直行便運航終了に伴い、5機のエアバスA340はシンガポール航空を離れ、エアバス社へ売却されることになっています。メーカーでの生産終了の後ということもありA340はなかなか買い手がつかないようなので、エアバス社でそのまま解体される可能性もありますが、またどこかで活躍する姿が見られることを願いたいですね。

2013年11月4日月曜日

Panda Face from LHR

今年3回目のロンドン滞在中。

いつも通りヒースロー空港へ撮影にいったので収穫を。国内でも羽田就航で話題になっているBAのパンダフェイスから。

[British Airways Boeing777-200ER G-YMMH]


先ほど開設されたロンドン~成都路線の開設記念として、成都の名物であるパンダを飛行機の顔にペイントしたものです。可愛いというよりもグロテスクですね。もちろんコラージュ画像ではありません。

この日は中国からではなく、BA18便でソウルより帰還。ロンドン~ソウル路線も2013年夏スケジュールより開設されたばかり。最近のBAは極東アジア路線の開設に積極的です。関西路線の復活も期待したいところですね。

2013年10月19日土曜日

Spotting at Narita (12/10/2013) Vol.3

2013年10月12日(土)撮影分の続きを紹介。

[Nippon Cargo Airlines Boeing747-400F JA03KZ]
低い上がりを見せるアンカレッジ行きのJA03KZ。


[All Nippon Airways Boeing777-300ER JA784A]
JA784AはマイナーチェンジしたANAの新塗装で就航する唯一のBoeing777-300ER。


[All Nippon Airways Boeing777-300ER JA731A]
久々に撮影したスターアライアンス塗装機


[All Nippon Airways Boeing787-8 JA823A]
羽田~フランクフルト路線を中心に活躍するJA823A。

羽田拠点の長距離国際線仕様のBoeing787は3機あり1機余剰となるため、最近は羽田~北京路線や画像の成田~北京路線などへも投入される。


[All Nippon Airways Boeing767-300ER JA619A]
中国路線やシンガポール路線の一部はBoeing787が浸透してきたが、アジア域内の中距離路線の主役はまだまだBoeing767。IOJ仕様のウィングレットつき機材が、成田~ジャカルタ路線、シンガポール路線、デリー路線などで活躍する。


[All Nippon Airways Boeing767-300ER JA610A]
あのトラブルで有名になったJA610A。この日は上海へ。


[Japan Airlines Boeing777-300ER JA735J]
SKY SUITE仕様への客室改修と鶴丸塗装化を終えたJA735J。この日はニューヨークへ。

客室改修と鶴丸塗装化が進むBoeing777-300ERだが、JALは後継機材として2018年からAirbusA350型機の導入を進めることを発表。日系大手エアラインのエアバス社製大型機の大量購入は関係者を驚かせた。


[Japan Airlines Boeing787-8 JA824J]
だいぶ数が増えてきたBoeing787。12月からは成田~シドニー路線、バンコク路線でも運航を開始予定で、Boeing777-200ERの置換えは急速に進んでいる。


[Japan Airlines Boeing737-800 JA317J]
久しぶりに撮影したアーク塗装のBoeing737国際線仕様機材。引き続きアジア域内の近距離、中距離国際線で活躍する。


最後に夜のLCCエリアの風景から。

Spotting at Narita (12/10/2013) Vol.2

2013年10月12日(土)撮影分の続きを紹介。

[Air France AirbusA380-800 F-HPJH]
こちらは旅客便のA380。エールフランスは会社創立80周年を記念した特別ロゴ入りのA380も運航中。


[Air India Boeing777-200LR VT-ALG]
エアインディアは機材戦略の変更のため、長らく画像のBoieng777-200LRの売却先を探していたが、このほどエティハド航空に保有する5機全てを売却することが決まった。2014年6月より運航開始予定のアブダビ~ロサンゼルス路線開設にあわせて内装改修の上、エティハド航空へ順次導入されることになっている。

機材のキャパシティとしてはA330とBoeing777-300ERの間を埋めるサイズであることから、今後はエティハド航空のアブダビ~成田路線の機材として再び来日することも十分に考えられるだろう。

一方で、エアインディアは2013年冬ダイヤから関西路線へBoeing787を投入。結局、Boeing787に関して国交省航空局との揉め事も解決したようで、日本路線へ投入されることになった。成田路線についても画像のBoeing777-200LRに代わり導入される可能性が高い。


[United Boeing777-200 N215UA]
ユナイテッド航空のグアム行きBoeing777-200在来型。もともとは米国国内線用に導入された機材だが利益の低い観光路線へ回された形で、導入当時の客室仕様のまま成田~グアム路線へ投入される。

ユナイテッド航空のBoeing777は、成田~グアム路線用とそれ以外の路線で客室の仕様が大きく異なるので要注意。米国本土路線とホノルル路線では最新の長距離国際線用客室仕様をもつBoeing777-200ERが投入される。


[Air Canada Boeing777-300ER C-FIVS]
エアカナダのトロント便。C-FIVSはバンクーバ五輪の特別塗装をまとっていた機体。


[Trans Asia Airways AirbusA320-200 B-22311]
2013年9月26日より台北~成田路線を開設した復興航空(Trans Asia Airways)。

もともとドル箱路線が多い台北~東京間だが、この路線も例外ではなく高いロードファクターを記録しているようで、関西路線同様にA330への機材大型化が検討されている。


[Eva Air AirbusA330-200 B-16309]
A330-200で運航される同路線だが、2013年冬ダイヤでは一部の日にBoeing777-300ERが投入される予定である。

久しぶりのBoeing777成田路線投入。スターアライアンス塗装の機材や登場したばかりのハローキティジェットの飛来も期待される。


[China Airlines Boeing747-400 B-18203]
B滑走路に着陸したため少し遠いが、チャイナエアラインは特別塗装機の擁抱機(ハグ・ジェット)が飛来。遠かったのでターミナルからも撮影を試みた。




[Asiana Airlines Boeing747-400 HL7418]
最近はBoeing747の飛来が定着したアシアナ航空


[Asiana Airlines AirbusA321-200 HL8279]
ソウル路線以外は画像のA321で運航。


[Jeju Air Boeing737-800 HL8262]
日韓関係の悪化にもめげることなく韓国のLCCは躍進中。


[Easter Jet Boeing737-800 HL8269]
こちらも韓国のLCC。成田路線に就航した最初の韓国のLCCである。


[Air Asia Japan AirbusA320-300 JA04AJ]
今月末を以って運航を終了するエアアジアジャパン。マレーシアの親会社への機材返却が続く。

今後は新ブランド、バニラエアとしてリゾート地への運航をメインとするLCCに生まれ変わるが果たして長続きするのだろうか...


[Jetstar Japan AirbusA320-200 JA18JJ]
エアアジアとは対照的に路線拡大を続けるジェットスタージャパン。

しかし、こちらも数回にわたる整備上の不手際で国交省の厳重注意処分、さらにエアアジアの3倍に当たる約90億円もの営業赤字が報じられるなど最近はトラブルが多い。

好調といわれるピーチアビエーションも約9億円の営業赤字を出しており、LCCが日本に定着するかどうか判断するにはまだまだ様子を見る必要がありそうだ。


Vol.3へ続く

2013年10月18日金曜日

Spotting at Narita (12/10/2013) Vol.1

9V-SWVが来日した2013年10月12日(土)に、成田空港で撮影した機体から。数が多いので、いつも通り複数部に分けて紹介。

[Air France Cargo Boeing777F F-GUOC]
エールフランスカーゴのBoeing777は全機旧塗装のままである。


[Air Hongkong Boeing747-400BCF B-HOU]
この日もCathay Pacificの旅客ジャンボだった機体が飛来。


[Thai Airways Boeing777-300ER HS-TKQ]
自社導入の新鋭機も少しずつ数を増やしつつある。


[Thai Airways Boeing747-400 HS-TGZ]
タイ航空の機材では古参の部類に入るようになったBoeing747。HS-TGZは客室改修を受け、各クラスともA380に準じたシートへのアップデートが行われている。バンコク~ロンドン、成田、関西路線やタイ国内線で活躍中。


[Thai Airways AirbusA380-800 HS-TUB]
夕方の1便はA380での運航。2013年冬ダイヤからはバンコク~ロンドン路線に就航する予定であったが、「技術的な問題」によって就航は当面見送りとなってしまった。

タイ航空の成田便は午前2便、午後1便の3便体制。しかも、うち2便はBoein747とA380での運航。

ここ1年はビジネス・観光ともにASEAN諸国への路線の需要が急増しているようで、ASEAN諸国のエアラインはどこも強気の戦略にでている。

タイ航空も2013年冬ダイヤでは午前の1便もA380での運航となるほか、関西路線にもA380を投入。日本路線全体の供給座席数が大幅に増加する。


[Asia Atlantic Boeing767-300ER HS-AAC]
国内の大手旅行会社HISがタイに設立したLCC、アジアアトランティック航空。中古だが、デザインにこだわったBoeing767で路線を展開する。

デルタ航空のように黒煙をはきながら快晴の中飛び立っていった。


[Garuda Indonesia Airlines Boeing777-300ER PK-GIC]
ここのところ、ガルーダインドネシア航空は、土曜成田発着のデンパサール便を除いて成田~ジャカルタ、成田~デンパサールどちらの便もBoeing777での運航となっている。


[Garuda Indonesia Airlines AirbusA330-300 PK-GPE]
この日は土曜日だったのでデンパサール便は従来のA330での運航。最近のガルーダインドネシア航空は特別塗装機の運航にも積極的で、PK-GPAがFCバルセロナの特別塗装、画像のPK-GPEはMissWorldの特別塗装を展開する。


[Swiss International Airlines Airbus A340-300 HB-JMM]
HB-JMMは、もともとエアカナダで活躍していた機体。


[Alitalia Boeing777-200ER EI-DDH]
スカイチーム塗装機が飛来。ミラノから飛来し、ローマへ折り返す。




[Alitalia Boeing777-200ER EI-ISO]
通常塗装の機体も飛来。こちらはローマから飛来し、ミラノへ折り返す。


[Korean Air Airbus A330-300 HL7554]
チャーター便として、早朝に飛来。最近のコリアンエアの成田~ソウル便はほとんどがA330での運航となっている。


[Korean Air Boeing737-900ER HL8221]
成田~釜山便、成田~済州便は新鋭の中距離路線用機材、Boeing737-900ERが活躍。


[Korean Air Boeing747-400 HL7404]
この日は連休初日ということもあって需要が大きかったのだろうか。A330に混じってBoeing747も投入された。


[Singapore Airlines Boeing777-300ER 9V-SWV]
以前の記事でご紹介したとおり、新造の機材が期間限定飛来。L2ドアのすぐ上に見えるWifi用のアンテナが新造の機材を見分ける目印。2013年冬ダイヤでは、主にシンガポール~ロンドン路線で活躍することになる。




[Scoot Boeing777-200ER 9V-OTD]
この日は風向きが不安定で、長距離便が追い風によって低めの上がりを見せる中、台北までのこの機材も低めの上がりを見せてくれた。


[Malaysia Airlines Boeing777-200ER 9M-MRF]
A380とA330の導入が進む中、いよいよ退役が始まったマレーシア航空のBoeing777。成田便の後継機材が注目される。


[Srilankan Airlines Airbus A330-200 4R-ALJ]
数を増やしつつあるスリランカ航空のA330。ブリティッシュエアウェイズと合併したbmiやトーマスクック航空から中古のA330を買い取って使用している模様。


[Lufthansa AirbusA340-600 D-AIHO]
ルフトハンザ航空のA340はミュンヘン路線に就航。

2013年9月、ルフトハンザ航空は本機種の後継機材としてAirbus A350-1000とBoeing777-9の導入を決定した。4発機材にこだわってきたルフトハンザ航空だが、ここにきて双発機を導入する流れへ変わってきている。


[British Airways Boeing777-300ER G-STBC]
Boeing747から引き継いで2年半。ブリティッシュエアウェイズのBoeing777-300ERもすっかり成田の風景に溶け込みつつある。


[KLM Boeing777-300ER PH-BVB]
嬉しいことに、週末の成田発午後便はBoeing777-300ERでの運航が定着しつつある。この日はAsiaタイトルの機材が飛来。

KLMではBoeing747-400Combi型を退役させることを発表したので、貨物需要の大きい成田便は今後この機材での運航がますます増えるだろう。




[Mongolian Airlines EI-CXV Boeing737-800]
モンゴル航空のBoeing737。最近は、成田路線でも需要があるときはBoeing767-300ERが投入されることがある。


Vol.2へ続く